7/16/2013

エアコンを止めてみる、節約とは関係なく。



夏の夕方のにおいが好きです。
すぅっとした風にのって草の匂いやアスファルトとタイヤが焼けている匂い。
植物や小さい虫にも体臭があるのかな、なんて思ったりもします。
背中には外の風、前から扇風機の風を受けながら、この記事を書いています。

そうそう、今回は、大好きな文筆家、
松浦弥太郎さんについて
お話します。



 
彼の文章に出会ったのはPOPEYEの連載。

わたしは生き急ぐように、せかせかと、
なにかをしなければと
思ってしまうタイプの人間なのですが、
もちろん走り続けてはいられず、
たまに疲れてしまうどころか、
すべて無意味に感じられてしまうこともあります。
そんなとき、
彼の文章を読むたび、心の中が、
 家具も何もない引っ越す前の
 新しい部屋を見にきたときの気分、
 何もない部屋を眺めた時のあの不思議な
 平坦でまっさらな気持ちになって、
またあたらしい毎日を始められます。

すっかり彼のファンになってしまい、たくさん本を買いました。
一体どんな文章なんだよっと、言いたくなっている人もいるかもしれないので、
ここらで、少し紹介します。

いいセーターは毛玉がいっぱいできるという話にふれていて。

「人の心にも毛玉のようなものが出来ているかもしれない。毛玉というのは何かと何かがこすれて、こすられることでケバ立ちが丸められ、木の実のようにそこにぶらさがっている。そうしていつの間にかおっこちる。日常生活の中で、心は嬉しいこと、悲しいこと、苦しいことなど、いろんなこととこすられているはずだ。その度に、心のまわりには小さくて丸い毛玉が出来ているのかもしれない。〜中略〜 なるほど、心とは、日々の祈りや想いという毛糸で、一人せっせと編み込んでいくものなのかもしれない。」  あたらしいあたりまえ より引用



身近なもの、何気ない生活の発見から、
自分の生き方について立ち止まってみることを教えてくれる松浦さん。

松浦弥太郎さんは、1965年生まれ。『暮らしの手帳』編集長でCOWBOOKSの代表。
高校を中退してアメリカへ行っている。
きれいな言葉と、常識それ以上に良識を持っている松浦さんを、
てっきり素晴らしい大学を出て、文学について学んできた人なのかと思っていました。

さて、言葉づかいというものは、決して学歴などとは関係のない次元なのではないかということについて改めて考えてみたくなりました。
どんなに高学歴でも 悪い言葉をつかう人がいます。すげーとかやべーとかそんな「口調」もそうですが、本当の悪い言葉とはやはりだれかを傷付けることばではないかと思います。
反対に良い言葉とはなんでしょう。
共感すること、鼓舞すること、
伝えられた人の道の先がほんの少しでもひらけるような言葉、、、。
→良い言葉悪い言葉について考えてみましょう

松浦さんは言葉づかいについてこう言っています。

「言葉づかいはマナーではなく気持ちです。
その人が『世界にどんな気持ちで向き合っているか』のあらわれです。」 くちぶえカタログ2より

私は 悪い口調はさほど使いませんが、
時々、はなしを振り返っては後悔することがあります。
素直に共感せず、相手をおちょくったり、何かを批判したり。毒入りの言葉ばかり手渡す悪者になっていることがある。

『世界にどんな気持ちで向き合っているか』のあらわれ
このことを常に頭において、丁寧に言葉を使うことを心がけたいものです。

日本の夏の風と 麦茶によく似合う 
松浦さんの本たちぜひ一冊お手に取ってみてください〜。



0 件のコメント: